学校に行けないとき、
子どもの心は「怠けている」のではなく、
抱えきれないストレスに、
体も心も「学校は安全ではない」と
感じています。
心と体は「もう無理」と感じて
"自分を守るモード"に入っています。
脳は強いストレスを感じると、
「これ以上つらい思いをしないように」と判断し、
体を動かす力ややる気のスイッチを
一時的に止めてしまいます。
いわば、心のブレーキ。
この時、思考力や判断力が鈍くなり
「どうしたいか」さえ分からなくなることもあります。
また、感情の処理を担う扁桃体が過敏になり
言葉より先に
「行動でSOSを出す」ようになります。
それが、朝、癇癪を起している状態です。
この状態のとき、
親の焦りや不安が強くなると、
その緊張は表情や声のトーンを通して
子供にも伝わり、子供の脳は、
さらに守ろうとして動けなくなります。
でも、親の心が落ち着きを取り戻すと、
声や言葉、表情、雰囲気から
穏やかさが親子や家庭に広がります。
「もう大丈夫かも」という感覚が
子供の体にも伝わり、
少しずつ心の防御がゆるんでいくんです。
親子は、言葉よりも呼吸や雰囲気で
安心を感じ取る生きもの。
だからこそ、
親が整うことは、
子供が“もう一度動き出す力”を
取り戻すための
いちばん確かなサポートなんです。
安心を感じると、
脳と体は「守り」から
「回復モード」に切り替わります。
呼吸が整い、血流が良くなり、
考える力や、やる気を生み出す働きが
戻ってくる。
つまり、
“安心”は休むための状態ではなく、
前に進むための準備状態なんです。
「やってみようかな」「少しだけ頑張ってみよう」
そんな小さな意欲は、
安心からしか生まれません。
心を整えることで
親子の心や家庭に安心が広がり
前に進める心と体を取り戻します。
関わりを整えることで
子供の行動の裏にある
“本当の気持ち”を言葉にでき、
子供が前に進める方法を
一緒に探せます。
環境を整えることで
回復する力を高め、
子供が“安心して挑戦できる場所”を
取り戻していく。
3つを整えていくことで
子供は「安心できる自分」に戻り、
少しずつ“わが子らしい動き”を
取り戻していきます。
それが、ハグファミリーが大切にしている
“整えることで子供が動き出すしくみ”です。